今年もラストレースは他のチームの助っ人参戦です。 去年もお世話になったスターレットでエビス西コース 500km耐久レースです。 今回ボクはスタートドライバーを仰せつかり、あの狭いコースの 最初の混戦を走ることになりました。 |
|
このレースのクラス分けは、このコースを1’11”以下で走るクラス(D)と それ以上のクラス(E)という、車種に関係なくそのクルマの実力で クラス分けされているため、速いクルマはEクラスで速さを競うんですが Dクラスはそこにタイムを合わせてセッティングしてくるクルマがほとんど なので、かなりの激戦になります。かくゆう私達も1’11”前半が ベストラップの車になっています。 予選ではエースドライバーがクラス4位をゲットしたため、ボクはモロ 激戦区の中に置かれてしまいました。 |
|
そして決勝スタート。約5時間のレースが始まりました。 スタートこそ無事にクリアしましたが、ほぼ団子状態です。 ボクの作戦としては、早い段階で前車を数台パスして、徐々に車が バラけてきたらタイヤ&パットの温存でポジションキープの予定でした。 が、そんなことをさせてくれるわけも無く、僕はスターレットで前の車が シビックの時、向こうはストレートで速くこっちはコーナーで速いため、 右写真のように連続コーナーで抜きますが、ストレートで抜かし返されて しまいます。そんなことをしていると後続のスターレットに突っつかれる。 というバトル、またバトルが結局交代まで続いてしまいました。 |
|
ボクのドライブの後半はバトルしながらもタイヤ温存をして、次の ドライバーにチェンジです。 総勢6人で交代しながら走ります。途中燃料補給、タイヤ交換、 ブレーキのエア抜きなどの作業もこなします。 今回は同じクラスの車が大接戦で、ほぼ2,3周の差で進みます。 ピットインでの作業や作戦次第ではいつでも逆転可能です。 そして最後のドライバー交代を済ませ、あとはゴールまでひた走る という段階で順位は4位。後に1台がピットインして3位へ。 すると少し前を走っている車を抜けば2位ということが分かり、 ドライバーへ無線で激がはいります「前の車、抜け!!」 |
|
そしてまんまと抜き去り2位へ浮上。トップは?なんと真後ろです。ちょうど2周差。さすがにキツイ・・・チームのみんなも 「まあ上等上等」なんていっていると、なんとトップの車がピットインするではないですか!実はトップは”規定ストップ” が1回残っていたようです。(そんな気がしていたが) そして問題はトップの車がどこでコースインするかです。ハラハラピット作業を見守っていると厳しいことに同一周回の半周先 でコースへ復帰してしまいました。 これで1位は半周先、僕らは2位、3位は真後ろという状態で残り20分となりました。 |
|
さすがに1位には追いつけず、2位キープへ向け ドライバーも熱い走りを続けます。 ラスト15分位では3位の車に抜かれてしまい 「あーー!」と落胆しているとドライバーも殺気を 感じたんでしょうか?ホームストレートの僕らの 前で抜き返します。 3位のドライバーだってこのまま終わるわけには いかないでしょう。必死にプッシュしてきます。 場内放送もこのバトルをずっと実況してました。 |
|
そして長いレースもゴールを迎えます。 僕らもラストドライバーのバトルに大盛り上がり だし、結果2位は上出来です。 ←2位、3位の差はこれだけ。 みんなで戻ってくる車を囲みます。降りてきた ドライバーさんも満足そう。そして次の行動は 3位のドライバーへ駆け寄り、お互い「ありがとう ございました」と握手です。↓良い光景です。 すぐ暫定表彰なのでガヤガヤ話をしていると 主催者が僕らへ駆け寄り「繰上げ1位ですよ!」 と。 |
|
なんと、1位の車はやはり”規定ストップ”の 時間をオーバーしていました。サプライズです♪ 2,3位が繰り上げで1位、2位、3位はペナルティ を受けて1位から3位へ。 なんとも劇的です。かくゆう僕らもペナルティまで あと2,3分だったんです。 今年最後にとても思い出に残る熱いバトルが できました。ドライバーだれも気を抜かず走った 楽しいレースでした。 最後はみんなでシャンパンの回しのみです♪ |
|
今回お世話になった「復活埼玉おやじ連チーム」の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。 詳細はオプション2に載るようです。 |